「可視化」の徹底で新領域を切り拓いたスタッカー製作プロジェクト

製鉄所内で使われる副原料(石炭・鉱石など)は、船から受け入れ、コンベアで一時貯蔵ヤードに運ばれます。これを自動で山形状を測定し、材料ごとに自動で積み付ける装置「スタッカー」の製作・据付が今プロジェクトの使命でした。顧客企業:北海製鉄(株)殿

岩井迫 敏弘

工学部 産業機械工学科卒 1995年入社
当プロジェクトのリーダー。広畑製鉄所で14年間機械分野の担当後、
現在は原料ヤードの移動機をメーカーとして販売する部署で、エンジニアリングを担当。


私たちは、「メーカー」としてスタッカーをつくる実績はありませんでした。技術的には問題ありませんでしたが、製鉄設備では信頼性の裏付けとしての実績が必要だったのです。そこで、お客様のご要望に応えることができることを示すために努めたのが、技術の「可視化」でした。

3DCAD による「可視化」で信頼を

iCAD による3D での設計を行うことで、立体画像によるプレゼンテーションを可能に。上下左右、構造断面までを自由な縮尺で映し出し、操業性に加え、安全性、整備性の機能検討まで説明しました。お客様目線での提案で信頼を勝ち取り、プロジェクトは実行に移されました。

複合力で短工期という課題を解決

このプロジェクトでは、14 カ月という短工期も大きな課題でした。しかし、機械・電気・建設という、必要なすべての技術を有しているという強みを活かすと同時に、各部門が連携し合うという対応力により、その課題を解決しました。これが「複合力」ですね。そして、技術的ポテンシャルを再確認する機会となり、ヤード移動機分野での領域拡大の基盤となったのです。


Other Projects

「オール・テックスエンジ」で実現した東日本大震災復旧プロジェクト

このページの先頭へ